

二重の切開法は瞼の皮膚とその下にある瞼板と呼ばれる軟骨に直接の繋がりを付ける手術です。 そのため、埋没法と違ってまず緩むということがありません。瞼は毛細血管も多いので創部はかなりキレイに治りますが手術である以上、傷跡は残るかもしれないという覚悟は要ります。また、一生に何度も受けられる手術ではないのでこのラインで間違いない、一生これで生きていくと決まっている人がすべきです。また、埋没法の強固なもの例えば4点度目や6点留めなどをしても緩んでしまう方が適応となります。



部分切開と全切開の切開線の説明です。 部分切開はあまり幅が入らない方、モンゴル襞のある方は末広型で良いという方用です。高さ的には10ミリくらいまでです。 抜糸は部分切開でしたら術後5日、全切開でしたら術後7日から抜糸可能です。

皮膚直下と瞼板またはその周囲組織に繋がりを持つように糸で直接縫合します。すると瞼が開いた時に皮膚が内側に巻き込まれていき、二重瞼となります。





