

鼻を高くする手術です。東洋人は西洋人と比較すると鼻が低いのは周知の事と思います。 鼻が高いと立体感が出るので写真写りも良くなります。特に目と目の間が高くなると他 者がその人を見た場合、目の錯覚でその人の眼自体が大きく見えます。 手術は通常は右の鼻孔内に切開を入れ、そこからその患者さんの好みのように加工した インプラントを入れるスペースを作るために剥離していきます(私の場合は出来合いの インプラントをそのまま使うのではなく患者さんの好みに合わせて微調整をしていま す。)。傷口は鼻の穴の中ですので目立ちません。重要なのは鼻骨とその骨膜との間にイ ンプラントを入れる事です。挿入したインプラントが動いてそれを自分で直す人がいま す。この処置をする事でそのようなことが起こるリスクを低下させられます。術後は念 のためのテープ固定をします(大袈裟なものではないのでご安心を)。これは5日間ほ どしてもらうとうれしいのですが、翌日から仕事という人も患者さんでは多いです。こ の場合、余程寝相が悪かったり、うつぶせで寝ない限りは挿入したインプラントが動い て変な位置に移動するという事も無いので術翌日にテープは自分で採ってもらって普通 に化粧して学校なり仕事なりにいってもらっています。



まず本人の希望を聞き、各種測定をしどのインプラントを 使うかを決定します。その後そのインプラントを本人の理想に 近づける様に加工します。 インプラントの挿入は鼻の穴の中からしますから創部は外から見たら分かりません。

鼻骨とその骨膜との間にインプラント挿入スペースを作り、 インプラントを挿入すると実生活上でインプラントが ズレるリスクが軽減されます。





